巴里の屋根の下にテームズ川は流れていない

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うん。なんか塔が建ってるね、あれ有名なのかな?

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注 これは凱旋門ではありません

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あれが凱旋門かも知れませんが周りの店に「I ❤️Paris」とか目一杯ダサいこと書いてあるので、これ以上近づかない事にします

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ちなみに凱旋門の向かいの一つにはカザフスタン共和国大使館が。

「ヤシュケマーシュ!!」(『ボラット』見た人にしかわからないネタ)

 

マジでクソなほど公衆トイレが無い街・パリを呪いながら、ホテルに一旦トイレに帰ると、受付に新顔(ってお前昨日来たばっかだろ)の老眼鏡オヤジが。

華麗なフランス語で「510」と言って鍵を取って貰うと「ムシュー、明日チェックアウトだが空港かい?何で行くんだい?電車?荷物重いだろ?タクシーで行かないか?」とか英語で始まった。

おやおや、タクシーの斡旋で稼ぐつもり?とか思ったが、電車と比べて5割くらい高いだけなので話を聞いてると、オヤジはどっかと電話し始めた。しかし表情が厳しい。

「済まないね、どうもダメだ。ハイシーズンだから18€じゃダメ。50€だって言うんだ。高いよな」

「うん、ちょっと高いね」

「済まんな」

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再び晩飯探しの散歩に出かけて

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適当に入った北駅そばの、メニューがイタリア語しか書いてない店入ったら、この世のものとは思えないほど美味いタリアテッレが出てきて困った。

ホントに済まん、ワインじゃなくてハイネケンなんかで食っちゃって。。。

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あの、すごく安くて美味いので、近くに来たら

是非お寄り下さい(イヤミか!

 

ホテルに帰ると相変わらず済まなそうな顔した受付オヤジが。

鍵を受け取ると「そうだムシュー、もう一件心当たりがあるから交渉してみてもいいかい?」

電話しだすとまたまた表情暗転。

「ダメだ、45€だ、高いなあ。ダメだよな。すまん、全然力になれなくて」

I said,

“No,you are so kindly man.Ain’t say sorry!Merci!”