戦い済んで日が暮れて
昨日は44日ぶりに、中華国際航空機内では中国人になりすまして、中国語版税関申請書と「入国カード」を貰って無事帰国
(飲み物や機内食の注文に普通话で応答し、「キャッチャーインザライ」では無く「麦田里的守望者」をずっと読んで完全に騙しきったぜ)
そして昨日の昼から今書いてる時点まで、どうも風景、日本語の書かれた景色にずっと違和感を感じています。なんだか一切の興奮なしでかなり酔っぱらってるような、すごい不思議な感覚です
さて、此のブログはとりあえず締めますが、とても何かが終わった感じがしません。節目も感じません。これも予想と違って不思議な感じです
たぶん何かを始めなければいけないとは思ってますが、さあ、何になるやら。。。
でも、ヨーロッパにも北京にも忘れてきたものがたくさんあるのは確かだし、東京にだって未だ希望はあるはず。
今更焦っても仕方ない。ぐっすり寝るのは死んでからでいいや。よく考えてよく動く、それしかないよな
では、アヂュー！(漱石の子規宛の手紙のマネ
北京有奇怪的风景 其之贰
空襲にも原爆投下候補地からも幸運にも外れ、現在の我が国の一大観光資産である古都を勝手に販売しないでください！
ティファニーの旗艦店の前で集団オバさんダンスしないでください！
やけに仲の良いガイズだなー、とか思ってたら、箸で相手に麺を食べさせてあげないでください！
(というか中国の市街地のただの食い物屋で、ここまであからさまなLGBTカップルは初めて見ました。。)
しっぽを振らないでください！
撫でてくれろ、しないでください！
(ほんとは嬉しい癖に、、、)
この画面に映っている人数の数千倍の人間が、同じ都市内で集会やデモしてると思うんですが、それをガン無視して一切報道しないのはやめてください
というか本当にやめてください
マジでやめないと、中南海に新しい旗が立って、天安門広場の南に飾ってあるミイラを建物ごと爆破されるような事になりかねないと、私は衷心から申し上げてるのですから、お願いですからやめてください
北京有奇怪的风景
火箭なんて三国志かよ！って歴史オタは思うかも知れませんが、ロケットの事です。人民解放軍はソ連型の軍事機構が由来の編成なので、これは「戦略ロケット軍特別医療センター」って事です
なんか慣れすぎたのか、大井町辺りを歩いてる気分になってます、わたくし
シリアルは京都で取れないよ！
たぶん「九本(店名)はダメな料理を食べさせない」と書きたいのだろう。。。それでも変だけど。
要するに「九本は正しい日本料理しかお出ししません」という事だろうけど、この日本語では期待出来ねえな
これぞまさに矛盾！！
ジョージ・オーウェルの「1984」のニュースピークかダブルシンクだね、こりゃ。。。
ところで「1984」の中国語版こっちで買って教室で見せびらかしてたら、イタリア人同学に取られました、、というかオーウェル好きで余りに熱心に読むから、あげました。
まフェデリコは、私がローマ旅行に行ったら死ぬほど役に立って貰うという事で宜しいかと
イスラエル料理は凄いなあ。。。
终于考试开始了
そして遂にテスト期間が始まったが
なんで私は本屋巡りしてるのか？
あと帰りの手荷物重量で引っかかるんじゃないか、この量は。。。
河野外相に続いて、このおじさんも今北京入りしてるらしいが、そんな中国に阿るようなインタビュー答えてないで、俺の本運ぶの、手伝ってくんねえかな。。。
北京雑感
中国は物価がこの3年で、体感で1.5倍くらいになってる気がする。100元札の飛び方のスピードが明らかに3年前と違う。
学食のどうでもいい朝飯や定食は変わってない気がするが、同じ食堂内でも単品ははっきり値上がりしてる
ましてや外のそこそこ高級な晩飯は東京と変わらず、この日本料理レストランのデタラメ豚骨ラーメンセットですら41元(約650円)するのだ
コーヒーは国際トレードの産物のためか、中国では元々高級な飲み物だったが、スタバ以外のカフェも明らかに方々に増殖し、日本と変わらないか、更に高いくらいで推移してる感じ
近隣に新しいショッピングモールが出来ると、古い方のモールは凄い勢いで衰退し、胡同や商店街的な街並みは、道端で椅子やベンチに座ってるのがほぼ年寄りなので数十年、いや早ければ10数年後の全滅は約束されたも同然
屋台や道端の物売りも行政の規制でほぼ壊滅しました
もちろん悪い変化ばかりではない。わずか3年で北京の空気汚染は明らかに改善された。日本ではいつまで経っても導入されない電気駆動バスや、トロリーバスの復活、あと都市中心部への大型トラック規制、ボロい小型トラックの禁止(が行われたと思われる)
また、地下鉄は未だに中心部に新規路線の工事が続き、地下鉄の終点駅からは更に地下鉄を称する地上線が延長される
そして、上海では既にゴミの新しい分別が始まっており、来9月より北京にも導入される予定だ。恐らく街の清潔感が格段に上がるだろう。中国政府の常として、違反には厳罰で臨む筈だから。勿論その後ぐだぐたになるかもしれないのは中国式だろうけど
いったいどこへ行くのかな。。。
しかし歴史性の一切感じられない我が祖国に比べると、一介の短期留学生にすら未だに大きな歴史のうねりの中に生きてる感じがするのが堪らないね
乱七八糟的每一天
いちおう勉強してますので中々書く時間が無いのでこの辺りは日付順不同で
某日午後は学校行事で北京798地区というアート系の複合施設に
ふーむ。私は風景写真はあまり好きではない
アートショップが多い。そして結構なお値段
お洒落カフェ。これも結構なお値段
こいつは何故か探したけれど見つからないのにまだまだ探す気はないので諦める
こういう物を見つけるのは得意
中は撮影禁止だったが、社会主義っぽい油絵、朝鮮ぽい壺、金日成全集、そしてなぜか高麗人参と煙草が飾られているというクソみたいな体たらく。
うーん、テレフォンカットのアイツはもうちょい威信をかけて唯一の友好国にいいものを展示するべきじゃないのか？デニス・ロッドマンのサインとかさ。
あと、中国人の誰に聞いても「798地区？あそこは広いよ！ホントに歩き疲れるよ！」というのだが、別に全然広くないっす、１日平均15000歩は北京を歩いてる私からすると。北京人や中国人はもう少し歩くべきでは？
あと歩き食いあんますんなよ、20代のデブ、たぶん日本の5倍はいるぞ
